@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00000695, author = {植戸, 貴子 and Ueto, Takako}, journal = {神戸女子大学健康福祉学部紀要, Bulletin of the faculty of health and welfare, Kobe Women's University}, month = {Mar}, note = {今日の障害者福祉では地域生活移行が重要な課題の一つであり,施設を出てグループホーム・ケアホームやアパートなどで生活する知的障害者も増えている。一方,親と共に地域で暮らしてきた知的障害者に目を向けると,必ずしも安心かつ安定した地域生活を営んでいるとは言えない実態がある。また,親が適切に在宅サービスを利用せずに「抱えこみ」,最終的に親が倒れてしまい,本人が施設入所を余儀なくされることもある。このことから,「親によるケアが難しくなった後も,地域で適切な支援を受けながら,安定した豊かな生活を続ける」という地域生活継続への支援が課題であり,「適切な親離れ・子離れを促進し,親によるケアから親以外の支援者によるケアへのスムーズな移行を支援すること」が必要となってくる。そこで,本研究では,知的障害者の家族介護や地域生活支援に関する先行研究をレビューし,知的障害者と母親の「親離れ・子離れ」問題の背景にある要因を整理・分析した。その結果,「母性・家族扶養という社会的規範を前提とした補完的な公的サービスの限界」「知的障害の特性からくる親のパターナリズム」「子どもの独立という規範の欠如」「障害者に対する社会 的抑圧」といった複数の背景要因があることが明らかになった。}, pages = {1--12}, title = {知的障害者と母親の「親離れ・子離れ」問題  ―知的障害者の地域生活継続支援における課題として―}, volume = {4}, year = {2012}, yomi = {ウエト, タカコ} }