@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00003953, author = {小路, 浩子 and 西原, 翼 and Shoji, Hiroko and Nishihara, Tsubasa}, journal = {神戸女子大学看護学部紀要, Bulletin of The Faculty of Nursing Kobe Women's University}, month = {Mar}, note = {目的: 複線径路等至性モデリング(TEM)の手法を用いて,地域包括支援センターの保健師が職業的アイデンティティ(以下,職業的ID)を形成していくプロセスを分析する. 方法: 地域包括支援センターの保健師A 氏に半構造化面接を2 回実施した.逐語録化した音声データを切片化し,職業的ID の形成に関連すると考えられる事象を時系列に配置し,経験の径路を可視化した図(TEM 図)を作成し,そのプロセスを分析した. 結果: A 氏の径路は,「保健師を夢見て仲間と歩んだ学修期」,「疑問と失意の新人期」,「看護師としての再生期」,「保健師としての覚醒期」,「地域包括保健師としての発展期」の5 つの時期に区分された.産業保健師に挫折したA 氏は地域包括支援センターで地域の人々の実態に触れ,その体感を関係機関や他職種と共有しながら意欲的に活動を積み重ね,成長を遂げていた. 考察: A 氏は社会福祉士としての確固たる信念を持つ「師匠」の下で「保健師とは何か」を自問しながら活動を重ねた. これにより,実体験に裏打ちされた確固たる職業的ID を形成していったと考えられる. 結論: A 氏の径路から保健と福祉の視点を併せ持った地域包括保健師の独自の職業的ID が示された.}, pages = {1--11}, title = {一人の保健師が地域包括支援センターの保健師として 職業的アイデンティティを形成するまでのプロセス -複線径路等至性モデリング(TEM)による分析-}, volume = {7}, year = {2022}, yomi = {ショウジ, ヒロコ and ニシハラ, ツバサ} }