@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00003943, author = {清水, 弥生 and Shimizu, Yayoi}, journal = {神戸女子大学健康福祉学部紀要, Bulletin of the faculty of health and welfare, Kobe Women's University}, month = {Mar}, note = {外国人介護労働者の受け入れの働きが本格化している。高齢者数がほぼピークとなる2040年に向けて介護職員数の不足を補うため、この働きは一層加速すると予想される。本稿では、4つの在留資格の特徴を整理した上で、近年の外国人介護労働者に関する二つの調査から現状を把握しようと試みた。介護に関する在留資格の中で技能実習制度は賃金と家族の帯同の点で問題があるものの、高齢者福祉施設において受け入れは進んでいる。全体として介護事業所の多くが外国人介護労働者受け入れのために日本語能力や介護技術向上のための支援が必須であると考えているが、同時にそれが負担及び障害にもなっている。  利用者主体で考えれば、高齢者に質の高いケアを提供するために外国人介護労働者に対する十分な研修は不可欠である。今後は、労働の前提となる語学能力や介護技術向上のための研修等を国が基本的な仕組みを支援するような施策も必要となるだろう。介護サービス利用者である高齢者を中心として、外国人介護職員、協働する日本人職員、介護サービス事業者の権利や利益を保障する福祉政策や移民政策を検討する時期に来ている。}, pages = {11--25}, title = {日本における外国人介護労働者の現状と受け入れの課題}, volume = {14}, year = {2022}, yomi = {シミズ, ヤヨイ} }