@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00000312, author = {片寄, 眞木子 and Katayose, Makiko}, journal = {神戸女子短期大学論攷, The Ronko}, month = {Mar}, note = {1986年にイタリアで生まれた「スローフード」という言葉は,わずかの間に驚くほど多くの人々に共感の輪をひろげていった。「スローフード運動」の本部は,発祥地であるイタリア・ピエモンテ州の小都市であるブラにあり,その支部は世界各地に存在する。この一連の動きに関する情報は, さまざまなメディアを通じてかなり豊富に取得することができるが,著者はそれらを再確認することを含めて現地調査を行った結果, ファーストフードに代表される画ー的な食文化の流行に抵抗する単なる反対や,昔の暮らしを憧れるノスタルジックな運動ではなく,「対案」として「スローな食文化」から「スローな生き方」を提唱する壮大な運動でありながら, じつは日常的な生活のあり方を問い直す地味な運動であること,また新しく大学がつくられてスローフード理論の構築と担い手育成を着実にすすめていること,さらにまちづくりにおいても「スローシティ」という新しい概念かつくられて,これまた世界各地に運動が展開していることを確認することができた。}, pages = {29--38}, title = {スローフード考}, volume = {53}, year = {2008}, yomi = {カタヨセ, マキコ} }