@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00000028, author = {小路, 浩子 and 上野, 昌江 and 大川, 聡子 and Shoji, Hiroko and Ueno, Masae and Okawa, Satoko}, journal = {神戸女子大学看護学部紀要, Bulletin of The Faculty of Nursing Kobe Women's University}, month = {Mar}, note = {【目的】高い職業意識を保持していた保健師の経験の語りを分析することにより,市町村保健師の経験のプロセスをとおして職業的アイデンティティの形成に影響を与えた要因を明らかとする. 【方法】老人保健法施行前より市町村保健師として活動し,実績を残した2名の保健師に半構成的面接を実施し,経験の語りを得た.語りのデータを逐語録化し,時系列に並べ替え,経験のプロセスとして再構成し,職業的アイデンティティに関連する語りの中から,アイデンティティの形成に影響を与えたと考えられる経験や認識を抽出し,コード化し,カテゴリー化した. 【結果】乏しいマンパワーと脆弱な活動体制の中で,保健所保健師をロールモデルとして活動基盤を形成していった市町村保健師の経験のプロセスが明らかとなった.ロールモデルがあること,保健師活動を期待された環境等が職業的アイデンティティの形成に影響を与えていた. 【考察】2名の保健師は,その経験のプロセスにおいて,保健師としての役割を強く認識し,行動していた.彼らは,行政職と保健師の2つの自己意識の間で葛藤しながら,保健師としての自己意識を貫くことで,職業的アイデンティティを確立していったと推察された.}, pages = {55--64}, title = {市町村保健師の経験のプロセスからみた職業的アイデンティティ形成の影響要因 -熟練保健師の経験の語りから-}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {ショウジ, ヒロコ and ウエノ, マサエ and オオカワ, サトコ} }