@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00002635, author = {小松原, 祥子 and Komatsubara, Sachiko}, journal = {神戸女子短期大学紀要論攷, The Ronko}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、保育においてギター伴奏を用いる幼稚園教諭の観察に基づいたインタビューの現象学的分析により、幼児の音楽表現の援助に関する実践構造を描き出し、その構造が持つ保育的価値を検討することである。分析の結果、教諭の「聴いて」という願い、幼児が自発的に「聴く」主体性、共に「自分の声が聴こえる」ことが、保育者と幼児とが重なり合いながら相互作用として生じ、その結果「感じる」ことに繋がる実践構造が浮かび上がってきた。その構造を通して、「ギターコードと教師の声による歌唱によって、自分の声が聴こえるため、子ども達の音程がずれていても保育者の声に合わせてくることがある」ということが生じた。これは教諭と幼児との信頼関係を基盤として成り立っており、この構造は幼児の音楽表現の援助において重要な部分であり、ここが成り立つことを土台としてギターという楽器はその関係をより楽しくするための役割を持つものと考えられる。}, pages = {7--22}, title = {幼児の音楽表現に関する保育者の語りに現れる実践構造 -ギターでの保育を行う幼稚園教諭のインタビュー分析-}, volume = {66}, year = {2021}, yomi = {コマツバラ, サチコ} }