@article{oai:suica.repo.nii.ac.jp:00000022, author = {高橋, 秋絵 and Takahashi, Akie}, journal = {神戸女子大学看護学部紀要, Bulletin of The Faculty of Nursing Kobe Women's University}, month = {Mar}, note = {産後うつ状態の母親がうつ病をどのように経験し,うつ症状によって生活にどのような困難を感じていたのか,また母親の回復を導いたものは何だったのかを明らかにすることを目的とし,産後うつ状態を経験した女性7名に半構成的面接を行い,データを質的記述的に分析した.7名中5名は産後うつ病の自助グループのスタッフ等であり,スタッフとして見聞きした他の母親の経験も語った.その結果,産後うつ状態の母親の経験として,【産後うつ病について知らなかった】,【自分が産後うつであることを認められなかった】,【家族に理解してもらえず孤独だった】,【育児に対して負担感や怖い気持ちがあった】,【集中力や思考力,判断力の低下で日常生活に困難があった】,【罪悪感や自責感があった】,【自分からつらい気持ちや要求を言えなかった】,【他者との人間関係に困難があった】,【回復に導いてくれたものがあった】という9個のカテゴリーが抽出された.これらの背景には,母親や家族を含めた周囲の人々が,産後うつ病に関する知識を十分持っていないことや産後うつ病に対する偏見があること,母親という役割に対して理想化したイメージを持っていることが影響していると考えられた.}, pages = {1--11}, title = {産後うつ状態の母親はどのような経験をしたのか}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {タカハシ, アキエ} }